環境・健康事業部

トーマスくん

トーマスくん

価格 10L 26,600円(税別)
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トーマスくんは嫌気性菌約6割、好気性菌約4割の数々の微生物群からなり、主な者に放線菌・窒素分解固定菌・合成菌などの有効善玉菌のみバランス良く組み合わせた人畜無害・無臭の「生きている」液体土壌改良剤です。

※ お問い合わせは、栃木県内の企業様に限らせていただきます。

これがトーマスくん効果です

生育効果
根は良く伸び、葉は青々とし、花は鮮やかに、果実は甘味が増し、健全で自然体に生育し、結果的には増収や実績経費の削減にもなります。

団粒構造

団粒構造の肥沃な土づくりが形成されますと、排水性・保水性・通気性等の向上で、根の張りなどが遙かに良く、根腐れ等も少なく、気象災害時にも強くなります。

保肥力効果
肥料分(栄養分)を保つチカラが大切です。植物の栄養源はカルシウムやマグネシウム、カリウム、ナトリウム、アンモニア等で、その多くは陽イオンです。腐植は科学的に複雑ですが、化学的には陰イオンと言われ、そこで腐植はこれらの栄養源と結合し、保肥することができるわけです。

連鎖障害に強い
微量成分の不足や土中の菌種アンバランス、作物自身害になるような、有害代謝産物を生産するためにおきると考えられている連鎖障害。ETO菌がこれらの有害代謝産物を分解するために連鎖障害を抑制することができます。

病虫害に強い
微生物群が窒素・リン酸・カリ、そして植物に必要な各要素をバランス良く分解し、土中においていろいろな必須要素・微量要素や、ビタミン・アミノ酸・成長ホルモンなどを醸し出し、植物に供給するために健全に生育することにより病害虫にも強くなります。

土壌改良
通常の条件下(夏期で2~3週間、冬期は4~6週間)で団粒構造化が形成されていきます。土中腐食物質を算出する腐植生成酵素を含み、土中のバクテリアによる正常な土壌改良をし、土中残渣物等も分解し腐植化を図りクリーンな土壌環境を作ります。

アープ・トーマス博士とトーマス菌について

今日より約100年前、アメリカの若き医師アープ・トーマス氏は、「自然界と人類の健康との関わり」について研究を始め「食料に必要な栄養の根源は土壌中にあり」と「土」の調査を徹底して追求する内に、豊かな土壌ほど数多くの「微生物」が存在することを発見しました。以来、半世紀にわたり「土壌」と「バクテリア」と「農作物」との関係について研究に没頭し、モルガン財団やアメリカ政府、各大学研究機関の応援を得て実験を繰り返し、またフランスのパスツール研究所にも出向き各界の学者と意見の交換と議論を重ね、1905年ついにこれまで誰も為し得なかった「土壌のバクテリア」の利用法と純粋培養にせいこうしました。コレは人類史上初めての「分解菌」として、その名を「トーマス菌」と名付けたのです。また、アープ・トーマス博士は、パスツール研究所において人類の町内で生存できる乳酸菌の研究にも成功し、これは、「人類の健康の源となる」と世界中の医学界から賞賛されました。1911年には、フランスのパスツール研究所はこの乳酸菌を「アシドフィラック」と命名、トーマス博士の功績をたたえる意味をこめて「アシドフィラック」の版権を博士に贈呈しました。人類の「健康」に生涯を捧げた“偉大なる開発者”として、アープ・トーマス博士の名は永遠に歴史に刻まれています。しかし、時を経てアープ・トーマス博士の2世より、現在は曽田陽彦の手によ、りトーマス菌の源菌とその培養のノウハウの権利がやっと日本上陸となり、更に開発したオルガ菌を付加し培養した複合菌の研究を重ね集積し培養したのをETO菌と名付けました。

土壌改良からの使用方法

施設園芸栽培
堆肥など 有機物を散布後、トーマスくん6~12Lを均等に散布可能な水(150~300L)に希釈し散布耕起し、土壌含有水分を60%位にし、ビニールなどで被覆養生し30~40日間の分解期間を置く。(注、病害発生の圃場は2~4L増しに)

露地栽培
作付け1~2ヶ月前に堆肥や基肥散布時にトーマスくん5~6Lを150L位の水に希釈し散布耕起して下さい。その後作付け前まで、できるだけしめった状態を保つようにする。

施設園芸・露地栽培共通(定植時)
定植後すぐに、トーマスくん2Lを希釈散布する。以後は、栽培期間中の試用管理を参考にして下さい。

果樹類栽培
収穫後、お礼肥と同時にトーマスくん4~6Lを150L位の水に希釈し散布して下さい。以後、2~3Lを2回散布(開花前・肥大期)

途中からの使用方法(土壌環境維持)

栽培途中からの使用は、トーマスくん2~4Lに抑え、20~30日間隔で上の土壌改良の使用量を2~3回に分割して、葉面又は潅水チューブ等で散布して下さい。(急激な分解を避け、徐々に改良を計る)以後は、栽培期間中の試用管理を行う。

栽培期間中の使用管理方法

月に1回程度目安で、作物の状態を観ながら葉面又は潅水チューブ等で散布する。*軟らかい葉・実の改善を図りたい時には2~3Lを散布(希釈水量は多い方がよい)*バランス調整と予防的には1~1.5Lを行うと良い

使用時の注意事項

・堆肥等の有機物は、炭素率を整えて配合して下さい。特に炭素率の高い物として、藁、籾殻、バーク等が極端に多いときは窒素飢餓症状が起こり作物の生育低下の恐れがあります。

・窒素飢餓状態が起こったときは、尿素などで一時的に窒素を補って下さい

・又、散布に際しては農薬との混合は避けて下さい。(生理障害や微生物を減少させる原因になる)

・水分管理は、慣行からですと多めにして下さい。

・微生物資材は、ただ散布すれば良いのではなく、生き物ですから活動しやすい環境(乾燥は一番嫌います) とバランスのとれた施肥(特に有機物の炭素率)を心がけると良い効果が発揮されます。

・肥料養分は、慣行使用量から2~3割程度減じて下さい。(土中残渣物や有機物の分解により肥効が高まるため)

・ある程度土壌形態が整ってきたら(使用2~3年)使用量を減らしても良いが土壌改良からの規定量の半分量は継続していた方が一定した栽培が可能です(有用菌種のバラツキ修正の為に)

・トーマスくんと同時使用した有機物栄養資材は、速やかに土中や葉面に使用し、混合物として保管しないようにしてください

使用効果

・根張りが良くなり作物本来のバランス良い健全生育が望め、食味が増し品質向上と増収につながります。

・病害虫の発生が減少傾向になり、農薬使用量が軽減され、「安全・安心」へと導かれます。

・土壌は肥沃な団粒構造を形成し連作障害などの土壌障害を軽減し継続栽培に貢献してくれます。 

変わる4原則

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