造成工事製品
ヒートアイランド現象抑制舗装
ヒートアイランド現象とは?
ヒートアイランド現象とは、都市の中心部の気温が郊外に比べて高くなる現象です。特に夏季の気温上昇が生活の快適性を低下させるとして問題になっています。東京周辺で30°C以上となる時間数は、1980年代前半には、年間200時間程度でしたが、最近ではその約2倍になり、範囲も郊外へ広がっています。
熱中症の増加や熱帯夜による睡眠阻害、大気汚染、都市部を襲うゲリラ豪雨などにもヒートアイランド現象が関係しています。
ヒートアイランド現象の主な原因は、地表面被覆の人口化(緑地の減少とアスファルト舗装の拡大)、人工排熱の増加(建物や工場、自動車などの排熱)、都市形態の高密度化(密集した建物による風通しの阻害)の3つが挙げられます。
ヒートアイランド現象とは、都市の中心部の気温が郊外に比べて高くなる現象です。特に夏季の気温上昇が生活の快適性を低下させるとして問題になっています。東京周辺で30°C以上となる時間数は、1980年代前半には、年間200時間程度でしたが、最近ではその約2倍になり、範囲も郊外へ広がっています。
熱中症の増加や熱帯夜による睡眠阻害、大気汚染、都市部を襲うゲリラ豪雨などにもヒートアイランド現象が関係しています。
ヒートアイランド現象の主な原因は、地表面被覆の人口化(緑地の減少とアスファルト舗装の拡大)、人工排熱の増加(建物や工場、自動車などの排熱)、都市形態の高密度化(密集した建物による風通しの阻害)の3つが挙げられます。
遮熱性インターロッキングブロック舗装による路面温度の低減
ヒートアイランド現象の大きな原因の一つに、都市の走路のアスファルト舗装化があげられます。アスファルト舗装は、夏季に路面温度が非常に高くなりますが、路面温度が高くならない舗装(路面温度上昇抑制型舗装)として近年注目を集めているのが遮熱性インターロッキング舗装です。昼間の太陽光を反射し、路面温度の上昇を抑制します。また、夜間の放射熱を軽減し、熱帯夜の抑制に寄与します。
太陽光反射のメカニズム
遮熱性インターには、赤外線領域の太陽光(波長が800nm以上の光)の反射率が高い特殊な遮熱材料が使われています。赤外線領域の光は、熱量が大きいため、この領域の光を反射することによって遮熱性インター舗装の路面温度は上がりにくくなります。
路面温度測定の一例
遮熱性インター舗装「シャビー(クールブラウン色)」の路面温度をアスファルト舗装と比較した結果の一例をサーモグラフ(熱解析画像)で示します。アスファルト舗装の路面温度が65.3°Cまで上昇したのに対して、加熱性インター舗装の路面温度はそれよりも10°C以上低い温度までしか上昇しませんでした。
遮熱透水性インターロッキングブロックの紹介
「シャビー」
遮熱透水性インターロッキングブロック。路面の温度上昇を抑制。
遮熱透水性インターロッキングブロック。路面の温度上昇を抑制。